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「弱肉強食」雑感

根本的に、弱肉強食を何の反省もなく賛成する人達には、
自分の生きる権利も、弱肉強食で消滅するという想像力が欠如している。
あるいは、自分や他人の生きる権利も、弱肉強食で消滅する事を容認している
という事だろう。
究極的には、その人間のもつ「生」への考え方の違いだろう。
こういう自己中な考え方をする人間を野放しには出来ない。
だから、法律が生まれ、警察がある。


「弱肉強食」を狭義にとらえると=自然界での捕食関係、だが、
それは、ある種がある種を捕食、消滅させることの正当性をのべている。
一部の人間にとって、ルールは自分の都合の良い論理を補強するだけにある。
そういう考えには、その人間が所属していると妄想している集団の論理の危うさがある。
つまり、他の集団がべつの論理で、その集団に対して、同様の「無知、無法、悪質」とという非難
投げられ、同様の排除を受けるという可能性が、現実にある。
例えば無難な例を挙げれば、捕鯨、イルカ漁に対する態度の日本と外国の違いだ。
この捕鯨、イルカ漁に対する外国からの非難を、ルールは自分の都合の良い論理を補強するだけにある
という考え方では解決する事はできない。