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安田純平氏の会見雑感

安田純平氏の会見を見て、こう思う。 


芥川龍之介は著書の中で、
「寒中に人がおぼれている子供を助けようと川に飛び込むのは何故か?
それは、おぼれている子供を助けなかったら、不快に感じるからだ。」
という趣旨の言葉を述べている。


日本の中には、他国の人の状況が気がかりだと感じる人もいれば、
他国の人の状況など関心がないと感じている人もいるだろう。
安田氏は、前者に属しているらしく、シリアの人々の状況が気になった。
そして、シリアがどうなっているかを、取材しないと不快に感じたから、
シリアに入国し、過激派組織に捕まった。
本人は自己責任だと言っている。


その安田氏に対して、やじ馬が何か非難めいたことを言っているらしいが、
ほっとけよと言いたい。文句を言いたければ、国民からの反発が怖くて、
安田氏解放に動くことを選択した日本政府のアリバイ工作めいた生命だろう。
もし日本政府が、安田氏の行動を遺憾だと思うなら、 安田氏解放に動くな。
たとえ、それが政府の評判を落とし、政権が危うくなったとしても、それこそ
日本政府の自己責任だ。
一個人に対して政府がカネを払うのはけしからんというなら、政府を非難せよ。


私個人としては、安田氏に対しては、「オレには出来ないな」という感想しかない。

「弱肉強食」雑感

根本的に、弱肉強食を何の反省もなく賛成する人達には、
自分の生きる権利も、弱肉強食で消滅するという想像力が欠如している。
あるいは、自分や他人の生きる権利も、弱肉強食で消滅する事を容認している
という事だろう。
究極的には、その人間のもつ「生」への考え方の違いだろう。
こういう自己中な考え方をする人間を野放しには出来ない。
だから、法律が生まれ、警察がある。


「弱肉強食」を狭義にとらえると=自然界での捕食関係、だが、
それは、ある種がある種を捕食、消滅させることの正当性をのべている。
一部の人間にとって、ルールは自分の都合の良い論理を補強するだけにある。
そういう考えには、その人間が所属していると妄想している集団の論理の危うさがある。
つまり、他の集団がべつの論理で、その集団に対して、同様の「無知、無法、悪質」とという非難
投げられ、同様の排除を受けるという可能性が、現実にある。
例えば無難な例を挙げれば、捕鯨、イルカ漁に対する態度の日本と外国の違いだ。
この捕鯨、イルカ漁に対する外国からの非難を、ルールは自分の都合の良い論理を補強するだけにある
という考え方では解決する事はできない。

ノラ猫雑感2

最近、ノラ猫をほとんど見なくなった。
たまに見ても、警戒して寄ってこない。
こないだ、子猫がいたのでハンバーガーの肉を少し分けてやろうとしてら、
脱兎のごとくとはこうだという素早さで飛んで逃げた。
この分では、世界中で日本だけがノラ猫のいない街になるだろう。もうなっている。


外人観光客は、日本のノラ猫にひかれていたんだがな。
世知辛い世の中だ。もっと他に心配する事があるだろ。


人間に危害を加える恐れがあるノラ犬、ノラ猪、ノラざるなどはさておき、
昨日はノラ猪をダムから助けたらしいが、
直接的な危害を与えないノラ猫を捕まえて断種させるという余裕のない生き方をする国は、
根本的に、弱者に厳しいいじめ社会だと公言するものだ。
かように、他者に対して厳しい人間性を、今の日本人は持っている。
日本人の、優しさは、時と場合と都合によって簡単に消滅するという事だ。

「財政破綻」雑感

フランス革命直前、フランス王国の財政は国債で破綻し、
それを食い止めるために富裕層の貴族から税を取ろうと、
財政担当のネッケルが三部会を招集した。
しかし、富裕層の貴族はいつまでも、税を払うことを拒否し、
王妃マリーアントワネットと結んで、ネッケルを追放した。
そしてパンが食えなくなった民衆が放棄して、革命が始まった。


さて日本は、富裕層の税を九割から四割に減額し、庶民からは
消費税を搾り取っている。一千兆円をはるかに超え、増え続ける
財政赤字でもうすぐ国債は破綻し、国民の貯蓄は国家に召し上げられ、
文化的な生活が維持できなくなるかも知れない。どうなるのか?
たぶん世界から、そのまじめさを称賛される日本人は、我慢して
最低の生活に 甘んじるだろう。これからは人口も減るだろうし大丈夫だ。
日本万歳!

「世襲」雑感

東京オリンピックの演出に、野村萬斎という、狂言の家元を世襲した人物が選ばれた。
この人物の詳しい活動は知らないが、テレビで見る限り、
「ハーハーハーーー」と誰でもできるようなものを大げさにやっているとしか見えない。
日本の大事な国家イベントをこの様な、人物に任せることに危惧を感じる。
もともと、その野村萬斎を選出したのは、親が早稲田の合宿を世話したという理由で早稲田に合格したと言われている森元総理であり、世襲議員が多い自民党である。


こんな人物が国を操っている日本国は、この先大丈夫なのだろうか?
日本の周囲も、世襲政治家がうようよしている。
真の民主主義は東アジアの黄色人種には不可能なのだろうか?


2020年の開会式で、桜の下で能や狂言師が踊っているのを見て、
世界の人々は、進歩のない日本を嗤うのかも知れない。